メーカーで働くリーマンが危惧すること
メーカーのリーマンって仕事のことでブログ書かない。にしても書かない。マジで書かない。同じ理系の中でもIT系の人は結構書いているのと対照的に本当に書かない。
「産総研、グラフェンで〜〜を実現」とかのニュースはあるけど、個人ブログでそういうのを扱っている人は本当少ない。
ネットをぼんやり見てるとIT系の記事は結構キラキラして見えるのも多い。
IT系は市場の伸びている領域が本当に多いし、自分に子供ができたらお前は機械系じゃなくて情報系に行けよって言うだろうな。
子供が育った頃にはまた次のAIブームが来てるそうだし。はよ強いAIこい。
一方のメーカーでの ”ものづくり” 自体は物理、化学etc. の古典的な学問分野による。
学問の歴史が長いという性質上、どうしても学問自体も ”成熟産業” のようにゆっくりとした成長になりやすいところはある。
なので・・・
・メーカー系 正直地味 / でも落ち着いてる(会社もある)
・IT系 キラキラしてる(会社もある) / でも戦国時代
というように私の目には見えます。隣の芝はなんちゃらっていうのもあるでしょうが。
メーカーは地方に工場のある会社がほとんどです。
一部の会社は都市近郊にありますが、割合的にはやはり地方です。
IT系はもうほぼ都市部。 うらやま!
でも上記のことはあまり大きな問題ではないです。以下、本題。
何が言いたいかっていうと、
多くのメーカーでそうですが、これまでの延長線で技術を磨いている ”だけ” だと、働いている若手は面白くないよっていうことです。
面白くない、というのは ”単なる性能改善が創造的な仕事に思えない” っていうのもありますが、ここではそういうのを指したいわけではありません。
別に技術を極めること自体はとても良いことです。
むしろそれがあったからこそ日本の製品で海外市場を取りに行けた分野も過去にはある。
でも ”技術を極めて海外進出 / シェア拡大” 的な、その王道的な思考パターンのみに支配されている会社、多くありませんか? 少なくともうちはそうです。
メーカー勤務の方ならよく分かるとも思いますが、多くの場合では日本の技術力の高さよりも海外品のコスパにやられますよね。
技術力が高ければいいなんてのは神話です。
本当に技術力が高くて世界で勝ち続けているメーカーは一部にはあります。
しかし、所感としては、日本のこういったメーカーは独自技術のブラックボックス化がうまくいっているからこそ勝てているんだと思います。
サイバー攻撃を本気で仕掛けられた時に、そのブラックボックスは耐えられるのか?
また、独自技術とは異なる革新的な技術が台頭してきた時、日本の技術者は諸外国の技術者にガッツで勝てるのか?
これらの心配が私の単なる思い過ごしであることを祈るばかりです。
私の志向としては、技術力を磨くにしても、もっと別の分野で磨くべきところがそれぞれの企業にあると思う。
そしてその ”別の分野” というのは、既存事業ではなく、時代の潜在的ニーズに即した新規事業。
技術も市場も成熟している事業にはなんぼ投資しても仕方がないでしょう。
新規事業の創造に苦心するためなのもあるんでしょうが、かといって盲目的に技術だけを追い求めるのはとても怖いです。
sumikaのSummer Vacationがなごむ。
以前にラジオで流れてた時にはsumikaとは気付かず。
これ、気付く人どれくらいいるんかな?笑
仕事疲れの頭がふあーってする。 空っぽになってくわ。。
自然と冷蔵庫の中の缶ビールに手が伸びてまう。
こういうの好きですよ。
歌えたら気持ちいやろな、おしゃれすぎて人前ではアレやけど。。